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2007年 11月 27日
わたしはこれまで自覚しているよりもどうやら、不器用な質なのかもしれない。
器用と自覚していたわけではなくて、 でもそれなりに為すことは出来ると思っていたのだけれど、 いやいやどうして、なんだかむつかしいかもしれない。 とはいえまあそんなに大きな、 とりたてて悩むべき問題があるというわけではない。 仕事をしながら、他に3つのことをこなそうとして しかし実際出来ていない、という事実に気がついただけだ。 夕べ、眠りにつく娘が 「お母さん、テレビ見て仕事終わったら寝るの?」 と聞いてきた。 うん、と答えると 「やったぁー!!」 と大喜びして、 「お布団で待ってるね」 とニコニコ笑顔を浮かべた。 それから5分。 そっと寝床をのぞくとまだ頑張っている。 すっかり落ちそうになっている瞼を無理矢理こじあけて、 「お母さんお仕事まだ?」 と尋ねながら。 そしてさらに5分。 もうすっかり夢の中に落ちていた。 つぶらな瞳はしっかりと閉じられて 愛らしい口元もつぐんだまま、ほっぺを赤くしている。 すやすやと寝息が聞こえてきて、その扉をそっと閉じた。 というわけで、わたしはとりたてて器用でもなく 仕事がぐんぐん押してしまってなんだかな、と思ったりもしているのだけれど、 娘は扉の向こうでいつでも待っていてくれる。 待ちきれなくて眠ってしまうのがほとんどで、 それは当たり前のことだし、当然眠っていて欲しいと思っている。 でも、 「お布団に来るの待ってるね」 と言ってくれる気持ちがありがたくて、 せっせと頑張る熱意が生まれる。 窓の外は冬の気配。 しんしんと雪が降り落ちる。 自転車の前カゴはもう寒かろう。 あったかい長靴、買ってあげようかな。
by kako-dailylife
| 2007-11-27 13:35
| 長めの日記
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